複数人と「不適切な関係」、雲南省の女性幹部に追放処分―中国メディア

Record China    2023年2月19日(日) 21時0分

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17日、澎湃新聞は、複数の人物と不適切な性的関係を持ったとして、雲南省の女性幹部が共産党籍剥奪、公職追放の処分を受けたと報じた。

2023年2月17日、澎湃新聞は、複数の人物と不適切な性的関係を持ったとして、雲南省の女性幹部が共産党籍剥奪、公職追放の処分を受けたと報じた。

処分を受けたのは、雲南省投資促進局局長で同局共産党組織書記を努めていた段穎(ドゥアン・イン)氏。段氏は1982年生まれの40才、貴州省出身のイ族で、大学院生だった02年10月に中国共産党に入党、雲南省紅河ハニ族イ族自治州の商務局や発展改革委員会トップ、共産主義青年団雲南省共産党委員会副書記などのキャリアを積み、21年1月に同省投資促進局トップとなったが、昨年8月9日に「重大な規律違反の疑い」により、共産党規律検査機関から取り調べを受けていると発表されていた。

記事は、雲南省規律検査委員会・省監察委員会が今月17日、段氏に対して共産党籍剥奪、公職追放の「双開」と呼ばれる処分を下したことを発表したと紹介。通知によれば、段氏は「理想の信念を失い、初心の使命に反し、組織による審査に抗って尋問時に事実ではない説明を行った。また、官吏としての道徳を修めず、最低限の一線をも破り、民営企業と結託して贈収賄に走り、長期に渡り金品の収受や観光、イベントの接待を受けたほか、不適切な関係による取り引きに手を染めた。公衆道徳と家庭の美徳に著しく反し、多くの人物と不適切な関係を持った。さらに、職権を濫用して他社の工事受注などの便宜を図り、他人の財産を不法に収受した」と伝えている。

この件について中国のネットユーザーは、段氏自身に対する批判とともに「そもそもどうやって出世してきたのか」「どうしてこんな人物が幹部になれてしまうのか」など、組織のあり方に対して疑問を投げかけるコメントを残している。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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