フライメディア 2023年2月20日(月) 12時30分
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今回は台湾で人気の観光地・九份にある日本人にはあまり知られていない老舗を紹介する。写真は台湾人に人気の臭豆腐の名店。
日本と同じように台湾でもコロナ対策の緩和が徐々に進んでいる。感染者も減少し始めていることから、政府は20日から室内でのマスク着用を自己判断にすると発表(病院などの医療機関、バス、MRTなどの公共交通機関を除く)。入国時の空港での抗原検査キットの配布も1人4個から1個に変更、香港・マカオからの訪台申請の受付を再開するなど、さまざまな緩和策が発表され、コロナ前の生活に確実に近づいている。
海外からの旅行客も増え始め、コロナによる経営難に苦しみ続けてきた店舗経営者はほっと胸をなで下ろしているようだ。新聞やネットニュースでは「海外からの観光客でにぎわっている」などの記事を目にするが、やはり気になるのは「日本人観光客が少ない問題」だ。
かつて多くの日本人でにぎわった台北の主要都市は、現在は韓国人や東南アジア人でにぎわっているという声をよく耳にする。人気観光地の九份ですら日本人をあまり見ないと言われているので、今回の円安がいかに影響を与えているかが分かる。
そこで今回は九份にある日本人にはあまり知られていない老舗を紹介しようと思う。価格も観光客向けではない、お財布に優しい店をチョイスしてみた。
九份のメイン通りにある阿義廖家百年老店は蒸したての中華まんじゅうが手軽な値段で楽しめる人気店。日本のガイドブックに掲載されることはほとんどなく、地元台湾人に人気の店だ。
名物の魯肉包は15台湾ドル(約65円)。円安に苦しむ日本人のお財布にも非常に優しい。小ぶりではあるが脂っこさを感じさせず、ひとつ食べるとやみつきになるような味だ。その他にも九份名物の草仔粿も人気。餡は小豆やタロ芋、緑豆味と種類も豊富なため、魯肉包と合わせて購入したい。
同じくメイン通りに店を構えている九份第一家臭豆腐も地元で人気の老舗だ。
日本人にはかなりハードルが高そうな臭豆腐だが、揚げたタイプならにおいも抑え気味なので大丈夫という人も多い。サクサクの食感が人気だ。
その他にも麻辣臭豆腐というガッツリにおいを楽しめるタイプも。どちらも注文し、2人でシェアするのもお勧めだ。台湾の思い出に試してみてはいかが?(提供/フライメディア)
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