広島と長崎に“キノコ雲”の図=日本の批判に「滑稽極まりない!」「最低限のモラルは必要」―中国ネット

Record China    2014年7月10日(木) 12時46分

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9日、中国の週刊紙「重慶青年報」が記事で広島と長崎の位置に原爆投下を連想させるキノコ雲のイラストを描いた日本地図を掲載したことに対し、日本の岸田文雄外相は「被爆者の感情を逆なでするもの」と批判した。

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2014年7月9日、中国の週刊紙「重慶青年報」が記事で広島と長崎の位置に原爆投下を連想させるキノコ雲のイラストを描いた日本地図を掲載したことに対し、日本の岸田文雄外相は「被爆者の感情を逆なでするもの」と批判した。

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また、日本の総領事館員は重慶青年報を訪れ、編集者に抗議の意を伝えたが、重慶青年報側は「記事は自分たちの判断で掲載している」と反論したという。9日の定例記者会見で、記者からこの騒動について聞かれた中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、騒動に直接言及することは避け、「日本の軍国主義による侵略戦争は、周辺国のみならず、日本国民にとっても大きな災難となった。日本が歴史を教訓とし、悲劇を繰り返さないことを願っている」と述べた。

この一連の騒動に中国ネットユーザーも注目しており、中国版ツイッターには多数のコメントが寄せられている。以下はその一部。

「重慶青年報はよくやった!」

「日本は侵略の歴史も認めないくせに、他人に文句を言える立場か?」

「報道官の発言の真意は、『不誠実な態度を続けるなら、またキノコを植えられるぞ』ってこと」

南京事件を否定することは、“犠牲者の感情を逆なですること”ではないのか?」

「日本は世界で唯一このキノコを食べた国として、世界の人々にこのキノコの味を伝えなければならない」

「原爆を投下した国に抗議に行くのではなく、史実を伝えたメディアに抗議するとは滑稽極まりない」

「中国は狂ってるな」

「この雑誌はロクでもないな」

「他人の傷口をもてあそんではいけない」

「この地図のせいで、中国は世界から批判されるぞ」

「重慶青年報は謝罪しなければならない。メディアとして最低限のモラルは必要だ」

「私もこのような、くだらなくて、無恥で、理のない手段でもめ事を起こす行為には抗議する」(翻訳・編集/北田

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