Record China 2023年2月23日(木) 15時0分
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20日、環球時報は、干支がウサギの今年は、日本国内でウサギに関係があるスポットを多くの日本人が訪れているとする記事を掲載した。
2023年2月20日、環球時報は、干支がウサギの今年は、日本国内でウサギに関係があるスポットを多くの日本人が訪れているとする記事を掲載した。
記事は、今年のお正月から、多くの日本人が運気を得るべくウサギに関係ある場所を観光で訪れようとしており、ネット上には「卯年のおすすめ開運観光スポット」情報が多く存在すると紹介。中でも一番人気なのが瀬戸内海国立公園にあり、多くのウサギが生息していることから「ウサギの島」とも呼ばれている大久野島だとした。また、ウサギは繁殖能力が高いことから、安産や子宝、子孫繁栄などの願いを抱いて島を訪れる観光客も少なくないと伝えた。
さらに、大久野島ではキャンプや海水浴、大自然の中でのアクティビティでウサギと触れ合うことができるほか、島には温泉も湧いていて、瀬戸内海を一望しながら浸かる温泉は非常に心地よいとした。一方で、自然あふれる美しい大久野島には振り返りたくない過去があり、1929〜45年には旧日本軍の化学兵器生産拠点となり、その機密性の高さから一時期は「地上からも抹消」されていたと指摘。その後84年になってようやく一般公開されるようになり、88年には島に毒ガス資料館が建設され、平和学習、平和体験を目的として島を訪れる人が増えたと伝えている。
その上で、島では多くのウサギと平和に共存していくために、自動車は運転禁止、自転車は速度に注意する、島内でウサギに遭遇した時には過激な行動を取らずに静かに見守るなど、定められたルールやマナーの遵守が要求されていると紹介。島民や訪問客の努力もあり、島のウサギはとてもフレンドリーで、食べ物を求めて近づいてくることもあるとした。
記事は、大久野島には沿岸に大小並んで設置され、島の風や海の音を聞くことができるかわいらしい「ウサギの耳型集音器」など、訪れてみるべき場所がとても多いほか、海辺で朝日や夕日の中佇むウサギの姿を撮影するのも楽しいと紹介。日の出が見たいなら島の展望台に、沈む夕日を見たければ夕日の丘に行くことで、海や島々を含めた絶景を楽しむことができると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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