中国安徽省合肥市廬江県の高校でこのほど、大学副教授の講演内容に不満を抱いた生徒が副教授からマイクを奪うという出来事があった。

中国メディアによると、講演していたのは、合肥師範学院の男性副教授。「合肥の大学に合格したら安徽省の女性を選び放題だ。清華大学と北京大学に合格したら全中国の女性を選び放題だ。外国に行って合格したら全世界の女性を選び放題だ」との発言に、主に女子生徒から強烈なブーイングが起きた。

副教授がさらに、外国人の血統は崇高だと鼓吹し、生徒らに外国人と結婚するよう勧め、出国したら戻らない方がいいとアドバイスすると、不満を抱いた生徒の一人が壇に上がってマイクを奪い、「私たちが勉強しているのは中華民族の偉大な復興のためだ」と叫んで聴衆全員の共感を得たという。

この問題を受け、合肥師範学院は副教授を出講停止処分にした上で調査を開始。合肥市も廬江県に対し調査チーム立ち上げを命じた。（翻訳・編集/柳川）

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— Record China 動画 (@RC00547555) February 20, 2023