2014年7月10日、日本列島を北上中の大型で強い台風8号は、韓国にも被害を及ぼした。韓国では「ノグリー（タヌキ）」と呼ばれ、台風の進路や被害を警戒する報道が続いていた。

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9日にはこの影響で済州に暴風雨が吹き付け、海軍基地建設現場の南側の防波堤に設置したケーソン（＝鉄筋コンクリートの箱、防波堤や岸壁として使用）2基が波に押し出され、1万3000余りの世帯が一時停電するなどの被害が出た。

また、8日には韓国・毎日経済新聞の電子版が、「日本の安倍に罰を与えようととてつもない被害が…日本列島『ビクビク』」と報道しているが、一方で、韓国ネットユーザーからは日本への被害を心配するコメントも上がっている。

「日本は被害が大きいようだ。日本人特有の根気と忍耐の強さで克服してほしい。日本人頑張れ」

「『ノグリー』が北上しているという。日本の方々の被害がないことを心からお祈りします。どうか大きな被害がなく過ぎ去りますように」

「ノグリー、遠いところお疲れさま！東京で1週間ほど休んでいくのはどう？」

「安倍（首相）は憎いけど、（日本の）被害は少ないといいな」

「韓国であれ、日本であれ、『ノグリー』が被害を及ぼさなければいいけど、2カ所にだけは被害を及ぼしてほしい。おばさん（朴大統領）がいらっしゃる所と日本の総理官邸だ。日韓両国を食いあさっているのはこの2人」（翻訳・編集/まつ・むら）