2014年7月10日、最新の携帯電話を買ったときのことを思い出してほしい。新しい箱からまだ画面に保護フィルムが張ってあるままの携帯電話を手に取り、電源を入れたときに表示される文字を見て心躍ったことだろう。そして、手の中の携帯電話は誰もが新品であると疑わないはずだ。しかし、その携帯電話の中に見知らぬ写真が保存してあったらどう思うだろう？韓国でこのようなことが実際にあったのだ。

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今月4日に韓国のケーブルテレビ局・チャンネルAが報じたところによると、会社員のソンさん（32）は、購入した最新のスマートフォンの中に見知らぬ写真が数十枚保存されているのを発見した。

正規販売代理店でシリアル番号からソンさんの携帯電話の購入履歴を追跡したところ、今年5月に他の人が最初に購入し、約1カ月後に返品した製品だということが判明。しかも、その後、さらに他の人が購入し、また返品された履歴があったのだ。本来14日以内に返品されたものであれば、新しい製品として販売することができるのだが、代理店の手違いがあったようだ。この騒動に、韓国ネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「携帯電話を買う時には箱が未開封か確認しないといけないね。たとえ店員が店の奥で開封したばかりの製品ですと言っても、信じちゃダメだ」

「代理店を相手取って正式に訴訟を起こすべき」

「ずいぶん前にビデオデッキを買ったときに、中にビデオテープが入っていた僕の場合と同じだね」

「見方によっては、中古車とスマートフォンには共通点がある。中古車も走行距離をごまかしたり、通常装備をフルオプションと言って売っていたりするからね」 (翻訳・編集/三田)