<サッカー>ソン・フンミンがまた人種差別被害に、「輝かしい記録」も差別からは逃れられず―中国メディア

Record Korea    2023年2月22日(水) 20時0分

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中国メディアの環球網は21日、トッテナム所属の韓国代表FWソン・フンミンについて、「チーム史上2位の記録を打ち立てた彼でさえ、差別から逃れることはできないようだ」と報じた。

中国メディアの環球網は21日、サッカーのイングランド・プレミアリーグで活躍するトッテナム所属の韓国代表FWソン・フンミン(30)について、「チーム史上2位の記録を打ち立てた彼でさえ、差別から逃れることはできないようだ」と報じた。

19日に行われたプレミアリーグ第24節のウエストハム戦に途中出場したソンは、出場から4分後にゴールを挙げ、チームの2-0の勝利に貢献。ソンのトッテナムでのゴール数は98となり、シェリンガム氏の97ゴールを抜き、チーム史上2位となった。

しかし記事は、「これでもなお英国のファンには認められていないようだ」とし、試合後にソンに対してSNS上で人種差別的な中傷が投稿されたことを紹介した。トッテナムは「ソンへの罵倒を確認しており、このような行為は非難されるべきだ。われわれはソンと共にある。SNS各社と当局に強力な措置を取るよう呼び掛ける」と表明した。

韓国メディア「OSEN」は「スポーツに限らず、人種差別はどこであろうとあってはならないことだ」とし、ファンからは人種差別を行った人への明確な処罰を求める声が上がっていると伝えた。

また、ソンが人種差別を受けるのは今回が初めてではないとし、2022年8月にソンに対して釣り目ポーズをしたチェルシーのファンがスタジアムへの入場を無期限禁止されたこと、21年4月にマンチェスター・ユナイテッドのファンらがSNS上でソンへの人種差別を書き込み現地警察が捜査に乗り出したこと、18年のウエストハム戦でソンへの人種差別行為を行ったファンに184ポンド(約3万円)の罰金が科されたことを伝えている。

なお、イングランドサッカー協会(FA)は今回のソンへの人種差別について「強く糾弾する」とし、全面的に支援することを表明している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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