ドイツ人と比べると日本人は歴史の認識が不十分、南京大虐殺記念館館長が指摘―中国

Record China    2014年7月11日(金) 0時40分

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10日、南京大虐殺記念館の朱成山館長はこのほど、日本人の歴史に対する認知が良くないのは周知のことだと指摘した。写真は南京大虐殺記念館。

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2014年7月10日、人民網によると、南京大虐殺記念館の朱成山(ジュウ・チョンシャン)館長は8日、参考消息網で「甲午戦争(日清戦争)の恥から南京の痛みまで」と題した評論を発表し、日本人の歴史に対する認知が良くないのは周知のことだと指摘した。

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朱館長は次のように指摘した。日本人の歴史に対する認識は比較的に悪い。歴史に対する認識においてドイツ人の方が日本人より良いことは誰でも知っている。戦後日本の間違った教育のため、現在日本の為政者を含むほとんどの日本人は南京大虐殺に対する認識は不十分だ。

また、朱館長は次のように述べた。自分は日本を訪問し、日中与党交流メカニズム第4回会議に参加したが、最も印象強いのが二人の日本副外相と会話したことだ。その中の一人は右翼の立場から頑固で自分の意見に固執し、南京大虐殺を否定する。もう一人は毎年中国に7回か8回来ていたが、南京大虐殺記念館を見学したことがないため、歴史に対して偏見が多い。ただ彼は「今後参観したい」と語った。

朱館長は「歴史は教科書である。この教科書は人々に歴史の中から価値のあるものを吸い取ることを教える。忘れるべきではないことを、人々は歴史の中から学び、伝承するべきだ。現在、私達は歴史のために歴史を研究するが、復讐のためではない。私達は歴史を学ぶことにより、教訓を吸い取り、民族の力を凝集し、歴史の悲劇を繰り返されないためである」と語った。(提供/新華網日本語版・翻訳/呉寒氷・編集/武藤)

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