Record Korea 2023年2月25日(土) 12時0分
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24日、韓国メディア・韓国経済は「コロナ禍で人気が沸騰した済州島のレンタカーの価格が5分の1に下がっている」と伝えた。写真は済州島。
2023年2月24日、韓国メディア・韓国経済は「コロナ禍で人気が沸騰した済州島のレンタカーの価格が5分の1に下がっている」とし、「コロナ防疫規制が緩和され、韓国人観光客の海外旅行需要が激増したことが直撃弾になった」と伝えた。
記事によると、韓国のレンタカー予約プラットフォーム・ネイチャーモビリティの価格動向グラフを分析したところ、現代自動車(ヒョンデ)の中型セダン「ソナタニューライズ」の1日の平均レンタル価格は11万2289ウォン(約1万1600円、19年7月31日)だった。コロナのピーク時は17万9742ウォン(20年8月3日)に上がり、再び11万8172ウォン(21年7月30日)に下がった。しかし昨年にコロナが再拡大しまたもや海外旅行の道が閉ざされると15万9226ウォン(22年8月2日)にまで上昇。最近になってようやく価格が安定してきたという。
観光シーズンという季節性要因を考慮し同月の同じ日で比較しても、価格の変動は大きかった。19年には1日のレンタル価格が1万9200ウォン(3月30日)だったが、21年には8万18ウォンまで上がり、23年現在は3万5087ウォンに下がっている。
記事は「レンタカー市場の厳しい状況は、韓国人観光客の日本旅行・ベトナム旅行需要が爆発的に増加し、航空会社が韓国内の航空便数を大幅に減らしたことが大きく影響している」と指摘している。こうした状況を受け、レンタカーのスタートアップ企業は続々と海外進出に目を向けている。ある関係者は「済州島市場では成長に限界があるため、今年は日本などへの世界進出を進めている」と話したという。
済州島のレンタカー関係者は「しばらくは韓国人観光客が少ない状況が続くとみられる」「中国人へのビザ発給が再開されてもほとんどが団体ツアー客で移動は貸切バスのため、レンタカー市場への影響は少ない」などと話したという。
この記事に韓国のネットユーザーからは「1日のレンタル価格が15万ウォンなら、いっそタクシーに乗る」「韓国国民が海外に行くのは済州島の店主らのぼったくりも原因の1つ」「コロナ禍で行く場所を制限された韓国国民が済州島に押し寄せた。そのとき『今だ!』とばかりにホテルやレンタカーをぼったくり価格に引き上げた済州島を忘れない。普段と変わらぬ価格でサービスしてくれていたら、感謝の気持ちがずっと残っていただろうに」「済州島はもう行かないよ。基本的にぼったくり価格、不親切で食事もおいしくない」「3年間たくさん稼いだじゃん。日本旅行と済州島旅行の費用が変わらない今、済州島を選ぶ人なんていないよ」など、厳しい声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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