セウォル号オーナー、フランスに逃亡か=「スケープゴートにされたが必ず再起する」―韓国メディア

Record China    2014年7月11日(金) 10時3分

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10日、沈没した韓国の客船セウォル号のオーナーが海外の知人に「自分はスケープゴートにされた」と訴えるメールを送っていたことがわかった。写真は米国の韓国系スーパーで旅客船沈没事故のニュースを見る人々。

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2014年7月10日、韓国・中央日報によると、沈没した韓国の客船セウォル号のオーナーが海外の知人に「自分はスケープゴートにされた」と訴えるメールを送っていたことがわかった。国際在線が伝えた。

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セウォル号を所有する会社のオーナーで、指名手配中の兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏はフランスに逃亡した疑いがもたれている。フランス文化界の関係者は10日、兪氏から9ページにわたる手紙が添付されたメールを受け取ったことを明かした。手紙には余氏が警察に追われている内容の詳細が書かれており、自分はセウォル号事故のスケープゴートにされたが、必ず再起すると訴えていたという。

これに先立ち、フランスのローラン・ファビウス外相が、4日に予定されていた兪炳彦氏の写真展の開催中止を求めた。主催側は兪氏から1万ユーロの賛助金を受け取っていたが、韓国国民や遺族感情を考慮し、写真展の中止を決定した。

韓国警察当局は兪氏と長男の行方を全力で追っており、逮捕状の有効期限延長も決定している。兪氏の長女は5月末にフランスで逮捕され、6月に審理を受けている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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