2023年2月25日、日本の老舗旅館で温泉の湯を長期間入れ替えずに基準値を大幅に上回る細菌が検出されていたことが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも紹介され、注目を集めた。

中国中央テレビ（CCTV）の微博アカウント「央視経済」は25日、日本メディアの報道を引用してこの件を紹介。100年の歴史を持つ福岡県の温泉旅館で、本来週に1回交換することが求められているはずの温泉の湯を半年に1回しか交換していないことが明らかになり、これまでに基準値の3700倍のレジオネラ菌が検出されて感染した客が病院で手当てを受けるケースも発生していたと伝えた。

また、レジオネラ菌について急性呼吸器感染症などを引き起こす可能性があり、ひどい場合には呼吸器不全となり死に至る恐れもあると紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「こんなの、下水道のお風呂に入ってるのと何ら変わりないじゃないないか（泣）」「じっくり煮出したスープかよ」「きっと彼らも上辺だけの謝罪をするんだろうな」「日本人は衛生を重んじるって言われてたのは一体何だったんだ」「色とかにおいとかおかしくなかったのかな？」「こういう温泉って自然とお湯が入れ替わってるものだと思ってた」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）