2014年7月10日、環球時報は「ドイツメディア：ベトナムや日本はせいぜい中国の省レベル」と題した記事を掲載。東シナ海と南シナ海で不穏な空気が続いているなか、ドイツ紙・der freitagは9日付記事で、「中国は平和的巨人とみなされているが、アジアにおいて経済的・軍事的に台頭するその勢いを止めることは難しい」とし、「周辺国と米国は中国の影響力を抑えつけようとしているが、ベトナムや日本はせいぜい中国の1つの省のようなものであり、米国も地球の反対側で深い眠りについている」と指摘した。これに関して、環球時報の記事コメント欄には数多くのコメントが寄せられている。

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「日本は主人がない野良犬だ。どの道を歩むべきかわかっていない。中国だけが日本を救うことができる。日本に希望を与えられるのは中国だけなのに、日本は恩をあだで返すような狂犬だ」

「中国は他国を省に組み込むことなど考えていないが、中国から奪った領土は返さなくてはならない。米国が眠っているかどうかは知らないが、中国への脅迫は断じて許さない」

「中国という大国が倒れるようなことがあれば、アジアの小国は日本軍国主義の餌食になるだろう。アジアで侵略者・日本を止められるのは中国だけだ」

「ベトナムと日本が中国の省になれば、お互いが抱えている問題を解決できる。さらに、ウィンウィンの関係を築ける最良の選択だ」

「（ベトナム・日本が中国の省なら）ロシアは中国の裏庭だな」

「たわごとだ。国同士の争いで重要なのは実力。口がいくら巧みでも、目の前に並べられた兵器ほど説得力はない」

「確かにベトナムと日本は中国の1つの省のようだが、経済や技術、軍事などで中国は日本に遠く及ばない」（翻訳・編集/内山）