anomado 2023年3月5日(日) 15時0分
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映画やドラマの「鬼吹灯(きすいとう)」シリーズなどでも人気のトレジャーハンターを描く作品が、中国当局の指導で今後は規制対象になるのではないかとみられている。
「盗墓」の冒険を描く「鬼吹灯」シリーズや、同名小説を映画およびドラマ化した「盜墓筆記」シリーズなど、トレジャーハンターが登場する人気作品はこれまでに多数制作されている。
しかしこのほど、国家文物局や公安部など7つの政府機関が、文化財の保護と盗掘の撲滅を2025年末までの間に集中的に進めることを記した「打擊防範文物犯罪専項工作方案」を公示。トレジャーハンターが登場する映像作品への厳格な管理にも触れられており、台湾メディアでは今後、トレジャーハンター関連のドラマや映画は規制対象となり、新作が世に出ることはなくなるのではないかと報じている。
国家文物局の発表によると、ここ数年の新型コロナの感染拡大期間にも遺跡盗掘や略奪事件は後を絶たず、21年には内モンゴル自治区や河南省、四川省、山西省、甘粛省などで約3000件の盗掘事件が発生。破損および破壊された文化財は650点を数え、過去5年で最多となっている。(Mathilda)
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