シャンシャン返還で韓国のパンダ「プーバオ」にも注目集まる=ネットには冷ややかな声「早く返還を」

Record Korea    2023年3月7日(火) 11時0分

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6日、韓国・マネートゥデイは、日本で生まれ育ったパンダ中国に返還されたことで、韓国で生まれ育ったメスのパンダにも注目が集まっていると伝えた。写真は中国のパンダ保護研究センターのウェイボーより。

2023年3月6日、韓国・マネートゥデイは、日本で生まれ育ったジャイアントパンダシャンシャン(香香)」が中国に返還されたことで、韓国・竜仁(ヨンイン)のテーマパーク「エバーランド」で生まれ育ったメスのパンダ「プーバオ(福宝)」にも注目が集まっていると伝えた。

記事によると、中国・人民日報は3日、プーバオと飼育員の映像とインタビューを公開した。すると中国メディアは一斉にこの飼育員を「パンダのパパ」「パンダのおじいちゃん」と愛称で呼び、プーバオの生まれた時間、生まれた時の体重なども覚えているほど愛情たっぷりに育てていると報じたという。

韓国には現在、プーバオを含め3頭のパンダがいる。14年の習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪韓を機に、中韓友好の象徴としてメスの「アイバオ(愛宝)」とオスの「ロバオ(楽宝)」が贈られ、その間に自然交配でプーバオが生まれた。記事は「中国は1980年代から全てのパンダを貸与の形で海外に贈っているため、プーバオは早ければ2年以内に永久に中国に帰る見通しだ」「パンダは絶滅危惧種のため、プーバオも繁殖のパートナーを探す必要がある。中韓両国の協議が必要ではあるが、満24カ月になれば中国に返還することになる」と説明している。プーバオは20年7月生まれ。

日本のシャンシャンは17年生まれで今年5歳だが、20年に中国に返還の予定だったのが新型コロナウイルスの影響で今年まで延期された。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「パンダには悪いけど、早く返還してしまおう」「かわいいけど管理にお金がかかるしね」「全頭返して、次からはくれると言われても受け入れないようにすべきだ」「いらないと言ったのに押しつけてきて、巨額の賃貸料を受け取り、管理はエバーランド任せ。子どもを産ませたら、自分たちのものだから連れて帰るというわけか。あきれた話だ」「年間、数万ドルも払って借りてるらしい」「パンダの餌も中国から空輸してる。ただ中国がもうかるだけだね」「命あるものを貸与するという概念自体、間違っている」など冷ややかな声が多く上がっている。

また「生まれてからずっと世話してくれた人の元を離れて、全く違う環境に連れていって大丈夫なの?動物は物ではない。動物にもうつ病はあるんだよ」と心配する声も見られた。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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