中国・広東省広州市の広州動物園で、来園客が落とした飲料をジャイアントパンダが拾って飲むという出来事があった。中国メディアの捜狐千里眼が伝えた。

12日、来園客がパンダエリア内に誤って飲料ボトルを落としたところ、メスのパンダ「雅一（ヤーイー）」がそれを発見。キャップをかじって開けると、中身を飲み始めた。その後、飲料を体に浴びるなどした後、ボトルを前足で転がして遊んだ。

雅一の体調を心配する声が上がったことについて、園はSNSで「皆さまご心配いただきありがとうございます。朝に飼育員がボトルを発見して拾いました。雅一の体調を注意深く見守っているところです」とコメントしている。

ネットユーザーからは「雅一の健康が心配」「一部の施設が食べ物の持ち込みを禁止しているのはそれなりの理由があるんだよ」「観光客の素養がひどい」「やっぱり動物園は食べ物の持ち込みを厳禁にすべき」「（来園客は）エサを投げ入れるな。大声で騒ぐな」「最近、パンダ見学時のマナー問題のニュースが多い。パンダに夢中になるのはいいが、自分の携帯品をしっかりと管理すべき。人間が食べられるものをパンダが食べられるとは限らない」といった苦言が寄せられた。

このほか、雅一がボトルを器用に前足で転がしていたことについて、「中国代表よりも熟練した足さばき」「技術はなかなかだ。サッカー中国代表に招集しては？」などと冗談めかしたコメントも散見された。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 13, 2023