Record China 2014年7月13日(日) 6時27分
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11日、四川省にある内装会社の社長がこのほど、経営目標が達成できなかったため、2人の上級管理職を引き連れ、強い日差しが照りつける街中を這い回り、従業員に業務上のノルマを達成するべく全力を注いでほしいと訴えた。
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2014年7月11日、四川省にある内装会社の社長がこのほど、経営目標が達成できなかったため、2人の上級管理職を引き連れ、強い日差しが照りつける街中を這い回り、従業員に業務上のノルマを達成するべく全力を注いでほしいと訴えた。この様子がネット上にアップされ、多くのネットユーザーの注目を集めた。「会社の宣伝効果を狙ったのでは?」と批判する声も上がった。四川新聞網が伝えた。
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業務主管と自称する女性によると、同社は従業員全員に対して、業務目標(ノルマ)を明確に提示し、ノルマが達成できなかった場合は、自己懲罰を科し、誰もがそれを受け入れ実行しているという。「従業員であれ社長であれ、それぞれに与えられたノルマを達成できなかった場合は、自己懲罰を科すことになっている」と話した。
この女性は、「その日は、まず上級管理職が自分に罰を実行し、従業員も続々とそれに続いた。罰とは、男性は頭を丸刈りにし、女性は眉毛を剃るというもので、社長の奥さんも眉毛を剃った」と続けた。そう語る彼女の眉毛も剃り落されていた。社内にいた男性社員の中にも丸刈りが数人いた。
■専門家「自己懲罰の場合でも、人間性を考慮すべき」
ネットユーザーから寄せられた疑惑の声に対し、この企業のチーフデザイナーは「決して会社を宣伝することが目的ではなかった」と強調、「当時はちょうどお昼頃で、気温は36℃、地表温度は40℃に達していただろう。行き交う通行人はほぼ皆無だった。宣伝効果を狙うなら、人が集中する中心広場や人通りの多い時間帯を選んでいた」と反論した。
四川省達州市心理カウンセラー協会の徐波(シュー・ボー)会長は、この会社のやり方や社内規則について、「理解しがたく、適切な方法とは言えない。自己懲罰や自己奨励も人間性を考慮する必要があり、自虐傾向のある方法で行ってはならない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)
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