ウォン・カーウァイ監督のドラマ「繁花」、96億円投じた撮影基地で、9月に配信へ

anomado    2023年3月19日(日) 11時0分

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中国の俳優フー・ゴーが主演するウォン・カーウァイ監督のドラマ作品「繁花」では、制作会社が巨額を投じて撮影基地を提供し、上海の風景を再現している。

中国の俳優フー・ゴー(胡歌)が主演するウォン・カーウァイ(王家衛)監督のドラマ作品「繁花」では、制作会社が巨額を投じて撮影基地を提供し、上海の風景を再現している。

小説家・金宇澄(ジン・ユイチョン)による同名小説を映像化する「繁花」は、改革開放期から21世紀初頭の上海を舞台にした全30話で構成されるドラマ作品。ウォン・カーウァイが初めてドラマのプロデュースおよび監督を担当する作品としても注目され、20年9月にクランクインしている。

制作会社・上海電影集団の代表取締役を務める王健兒(ワン・ジエンアル)氏がこのほど、国営テレビ・中央電視台(CCTV)のインタビューに答え、「繁花」のために5億元(約96億円)を投じて撮影基地を購入したことを明かしている。原作の描写を尊重し、当時の上海を忠実に再現するためで、良作を生み出すため非常に重要なことだったという。

撮影に長い時間をかけることで知られるウォン・カーウァイ監督だが、「繁花」の撮影はすでに3年目に突入し、今年2月にも上海の市街地で一部撮り直しのためのロケが行われている。王健兒氏によると現在、撮影はすでに終了段階に入っているとのこと。動画配信サービス・騰訊視頻(テンセント)で配信予定の「繁花」だが、今年9月にも公開できる予定だと明かしている。(Mathilda)

ドラマ「繁花」

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