中国・河南省鄭州市で店番をしていた6歳の女の子が詐欺を見破ったとして話題になっている。中国メディアの観察者網が伝えた。

報道によると、話題になっているのは市内のとある店の防犯カメラの映像。大人がトイレに行っている間に6歳の女の子が店番をしていたところ、男性客が現れ「これいくら？」と質問、女の子は「2元です」と答えた。男性客は「大人は？」との問い掛けながら女の子に100元札を渡し、女の子は「大人はいないの」と答えながら98元のお釣りを渡した。

男性客はそのまま店を出ようとしたものの、引き返してきて「2元あった（これで払うから）、さっきの100元を返して」と要求。しかし女の子は「だめよ」とぴしゃり。「え？」と言う男性客に対して「私がお釣りで渡した98元を返してくれないと、100元は返せないよ」と返答し、驚いた男性客はそのまま店を後にした。

観察者網は「男が詐欺をもくろんだものの女の子の機転によって見破られた」と伝えている。

中国のネットユーザーからは「賢い子！」「頭いいね～」「この子すごい。私ならこんな反応できないよ」といった声や、「私、この手口でだまされたことある。6歳の子に負けた（泣）」「十数年前、マクドナルドでバイトしていた時にこの手口で70元余り持って行かれた」といった声も。

また、男性客の顔にモザイクがかけられていたことに「なぜモザイクをかけるんだ」「詐欺師にモザイクは不要」といった声や「子どもをだまそうとするなんてひどすぎ」「この社会ではチャンスさえあれば子どもどころか実の親兄弟さえもだますんだ」「お嬢ちゃん、渡された100元がニセ札じゃないかにも気を付けた方がいいよ」といった声も出ている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 20, 2023