Record China 2023年3月20日(月) 22時0分
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国際世論調査会社イプソスが行った調査で、中国で自分は幸福だと考える人の割合が32カ国中最多だったことが注目を集めている。写真は成都市の屋台。
国際世論調査会社イプソスが行った調査で、中国で自分は幸福だと考える人の割合が32カ国中最多だったことが注目を集めている。中国メディアの中新経緯が20日付で伝えた。
イプソスは今月15日、世界の人々の幸福度に関する調査結果を発表した。同調査は2022年12月22日から23年1月6日にオンライン調査プラットフォームを通じて、32カ国の成人2万2508人を対象に行われたという。
それによると、幸福度が最も高かったのが中国(91%)だった。以下、サウジアラビア(86%)、オランダ(85%)、インド(84%)、ブラジル(83%)が続いた。米国は14位(76%)、日本は29位(60%)、韓国は31位(57%)で、最下位はハンガリー(50%)だった。
イプソスの分析によると、子どもや配偶者、友人、親戚、同僚などとの関係性や、教育レベル、情報取得ルートの面で満足している人が多い一方、自国の経済や政治、社会状況、自分の財務状況、恋愛、運動などの面で不満を抱いている人が多い結果になったという。
この話題は中国で大きな注目を集めており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「中国人の幸福感が世界最高との調査報告」がトレンド上位に。ただ、ネットユーザーから寄せられたコメントで共感度の高い(“いいね”が多い)ものは上から順に「一体誰が幸せなんだよ」「オランダを3位に入れたのは調査の信ぴょう性を高めるためか?」「ポイントは、32カ国でしか調査していないということ」など、いずれも結果に懐疑的な声となっている。
このほか、「誰に調査したのか知りたい」「(中国は)安全感はある。ただ幸福感というなら水増しされているとしか言えない」「私も幸せになりたいよ」といった声がある一方、「そんなにみんな不幸なの?。私は幸せ」「ネット民はみんな不幸だと言うけど、私はリアルで幸せ」「中国で生まれて幸せだと思う」といった声も散見された。(翻訳・編集/北田)
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