国営テレビ汚職問題、有名アナウンサーらも拘束か―中国

Record China    2014年7月14日(月) 19時39分

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14日、吉林省検察院が5月31日、中国中央テレビで財経チャンネルの総監を務めていた郭振璽氏を収賄容疑で逮捕したのに続き、同チャンネルの副総監である李勇氏やアナウンサーなどが検察により拘束されたという。

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2014年7月14日、新京報によると、吉林省検察院が5月31日、中国中央テレビ(CCTV)で財経チャンネルの総監を務めていた郭振璽(グオ・ジェンシー)氏を収賄容疑で逮捕したのに続き、今月11日、同チャンネルの副総監である李勇(リー・ヨン)氏やアナウンサーの●成鋼(ルイ・チェンガン、●は草かんむりに内)氏、プロデューサーなどが検察により拘束されたという。

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CCTVの看板経済ニュース番組「経済信息聯播」は通常、放送の30分ほど前に、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントに番組予告を発表する。11日午後7時39分には、当日、●成鋼氏と謝穎穎(シエ・インイン)氏が司会を務めると予告していた。しかし、放送が始まると、謝穎穎氏の姿しかなく、隣の席はマイクが置かれていたものの空席となっていた。

同番組の責任者によると、「放送開始前に、●成鋼の姿が突然消え、連絡も取れなくなった」という。CCTVの関係者は「放送開始前に、関連の部門に連れて行かれた」としている。

同僚は、「郭振璽氏が捜査を受けた後、捜査員が●成鋼にも接触していたのは確か。しかし、捜査に協力しているだけで、仕事に影響することはないと聞いていた」としている。

1977年生まれの●成鋼氏は、外交学院(北京)で国際経済・貿易を学び、在学中に何度も来訪中の各国の政治家と面会したことがある。2003年からは、CCTVの英語チャンネルで働き、08年4月に経済チャンネルの国際チームに加入した。

また、「環球財経連線」や「経済信息聯播」などのアナウンサーを務め、マイクロソフトのスティーブ・バルマー元CEOやイタリアの首相などを含む、世界の商業界、経済学術界、政界のトップ数百人の独占インタビューを担当した。同僚にとって、「同チャンネルのグローバル化のシンボル的存在」だったという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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