人民網日本語版 2023年3月28日(火) 16時20分
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陝西省文物局は先ごろ開いた記者会見で、秦兵馬俑1号坑の3回目の発掘作業で、陶俑約220体を発掘したことを明らかにした。
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陝西省文物局は先ごろ開いた記者会見で、秦兵馬俑1号坑の3回目の発掘作業で、陶俑約220体を発掘したことを明らかにした。初歩段階の調査で、その軍隊の配列のルールや陶俑の製作過程が明らかになったという。また、その通路の形跡は、秦末期の楚の武将・項羽が秦始皇帝陵や兵馬俑坑を破壊したことを裏付ける証拠になるとしている。
秦始皇帝陵博物院の研究員は、「今回の考古学的発掘により、通路に掘られた形跡があることが分かり、そこを通って誰かが俑坑の中に入ったと推測されている。通路を利用して俑坑に入れるのは、俑坑の建設に携わった人に違いない。考えられるのは、項羽に降伏した秦の兵士だ。項羽から破壊するよう命令されたのが秦の兵士だったとすれば、たやすい作業だっただろう。そのため、通路の形跡は、項羽が秦始皇帝陵や兵馬俑坑を破壊したことの裏付けになる」との見方を示している。(提供/人民網日本語版)
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