団地の野良猫20匹が「全滅」、誰かが故意に毒を盛った?―広東省広州市

Record China    2023年4月4日(火) 23時0分

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中国・広東省広州市の団地で大量の野良猫が死亡する事件があった。

中国・広東省広州市の団地で大量の野良猫が死亡する事件があった。中国の映像メディア・白鹿視頻が2日付で伝えた。

ここ数年、野良猫に餌を与えている住人の楊さんによると、団地には20匹ほどの野良猫がいたというが、先月9日、呼ぶとすぐに出てくるはずの猫たちがいくら呼んでも出て来ず。その後、白い泡を噴いている小猫1匹を発見、動物病院に連れて行ったものの助からなかった。

おかしいと思った楊さんは敷地内を探し回ると、草むらから相次いで猫の死骸を発見。「ほぼ1日の間に1匹残らず全滅した」という。また、ネズミ駆除用の毒餌がまかれていた場所があったといい、楊さんは「猫がいる場所になぜネズミが出るというのか、なぜネズミ駆除剤がまかれたのか」と違和感を覚え、警察に通報。警察は調査のため、数匹の猫の死骸を回収していったという。

楊さんは同21日にも、ごみ出しポイントの近くの木の下に再び毒餌がまかれているのを発見したとし、「何者かが猫を殺すために故意に毒餌をまいたのではないか。警察に調査してもらい、二度とこのような残忍な事件が起きないようにしてほしい」と語っている。

中国のネットユーザーからは「野良猫すら許せないとは、(犯人は)どんな心の持ち主なんだ」「毒をまいた人物に厳罰を与えてほしい。(猫が)嫌いだからって傷つけるな」「恐ろしすぎる。今回は猫だが、今後は人間がターゲットになる可能性もある」といった声が多く寄せられる一方で、中には「猫に餌をあげる人は引き取って自分の家で飼ってくれないか」と野良猫に餌を与える人に苦言を呈する意見もあり、少なくない共感が集まっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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