2023年4月5日、韓国・アジア経済によると、ベビーカーにぶつかっただけで連絡先を聞かれたという女性の体験談がネット上に投稿され、注目を集めている。

記事によると、投稿者は「私がそんなにまずいことをしたのか知りたくて投稿する」とした上で「今日の昼、自転車や花見客で混雑する道を歩いている途中に問題が発生した」と書き出した。

続けて「私は急いでいて、反対方向から来ていたベビーカーに足をひっかけるように軽くぶつかった。『ごめんなさい』と謝り立ち去ろうとしたが、ベビーカーを押していた夫婦に呼び止められ、母親に『子どもが幼いのに、けがの確認もせず立ち去るのか』『揺れたベビーカーに頭でもぶつけていたらどうするのか』と怒られた。横にいた父親が何か耳打ちするたびに母親は私を責め、最終的には連絡先を教えるよう求めてきた」「子どもはとてもおとなしくしていて、ぶつかったことで泣いてもいなかった」と説明した。

投稿者は納得がいかず「気に障ったのかもしれないが、そこまでする必要があるか」と聞き返すと、母親は「診断書をもらっておく。子どもはどこが痛いのか分からず、病院に行くまでは痛いそぶりも見せない」と答えた。父親も「連絡先を教えなさい。どうせ路地には監視カメラがついている」と話したという。

投稿者は「無視すると逃げたみたいになる」と思い連絡先を教えたというが、「私がそんなにまずいことをしたのか。診断書をもらって治療費を請求しようとしているのか」と疑問を投げ掛けたという。

これに他のネットユーザーからは「お互いに謝罪して終わらせる問題でしょ」「言いがかりをつけて金銭を要求してきたら通報した方がいい」「交通事故扱い？ならベビーカーは車輪がついているから車だ」「ベビーカーはかなり安全に作られている。軽くぶつかっただけで診断書が必要なほどけがしたら、メーカーを訴えるべき」「そんなにか弱い子どもなら人混みに連れ出したりせず家にいなよ」などの声が寄せられている。

また投稿には、その母親が書いたとみられるコメントも寄せられた。母親は「私の話をしているようだ」とし、「スマホを見ながら走ってきた学生が、子どもの乗るベビーカーにぶつかってきた」「帰宅してからも学生の態度に腹が立ち、食事も喉を通らなかった」「『けがしてもいないのにお金を要求するつもりだ』とのコメントがあったが、絶対に違う。後で必要になるかもしれないと思い連絡先を聞いた」「学生が十分謝罪したかのように書かれているが、全くそうではない」などと反論。さらに「近くの大学に通う学生だと思うが、行動を正しなさい。陰口をたたいていないで」と投稿者を批判したという。（翻訳・編集/堂本）