台湾の医師ブロガー「日本旅行なんて1度行けば十分」発言が議論呼ぶ―台湾メディア

Record China    2023年4月6日(木) 18時20分

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5日、台湾メディア・中国時報電子版は、台湾の精神科医・沈政男氏がSNS上で「日本旅行はそこまで特別ではなく、1度行けば十分」と書き込んだところ、台湾のネット上で議論が巻き起こったと報じた。

2023年4月5日、台湾メディア・中国時報電子版は、台湾の精神科医・沈政男(シェン・ジョンナン)氏がSNS上で「日本旅行はそこまで特別ではなく、1度行けば十分」と書き込んだところ、台湾のネット上で議論が巻き起こったと報じた。

記事は、沈氏が4日にフェイスブック上で自身が日本を旅行した際の感想について「どこに行くにも人だらけで行列ができていた。お金を出して鹿せんべいを買い、動物たちに追いかけられたが一体どこが楽しいのか。ラーメンやカツ丼、味噌汁などはみんな台湾にいながらデリバリーで食べられるから、わざわざ海を渡ってまで食べる必要はない」などと書き込んだことを紹介した。

記事によると、沈氏はまた、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート、地下鉄、高速鉄道、街の風景もすべて台湾と似通っており、神社や寺も台湾のものと大同小異にすぎない、マンホールのふたのデザインも以前は面白いと思ったが後で考えてみると一体何が面白かったのかわからないと評している。

さらに、桜や紅葉についても日本で見るものだけが特別に美しい訳ではないとし、福岡で体験した屋台についても「簡素な露店というだけのこと」と評価。ホテルの部屋は「これまで見たことのない狭さ」であり、築地場外市場のグルメも「言ってしまえばラーメンと、食べ過ぎたら後が怖そうな海鮮丼だけ」、駅弁についても「種類は多いが食べてみればどれも冷えた寿司や弁当にすぎない」とし、最後に「日本は1回行けば十分」とまとめた。

沈氏の日本旅行に対する冷ややかな評価は、台湾のネットユーザーの間で議論を呼び、「完全に沈医師の考えに同意する」「台北も香港もソウルもシンガポールも何度も行けば同じ。大事なのは誰と一緒に行くかだ」「台湾なんて街じゅうに見にくい広告看板が立ってて、交通は乱れているし、飲食も衛生面が心配。それでも日本と同じと言うのか?」「たで食う虫も好きずきってことだよ」「日本の美しく清潔で快適な環境は、民族性と関係がある」など、さまざまな立場のコメントが飛び交ったと記事は伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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