イー・ヤンチェンシーは「流量明星」の代表?ジャッキー・チェンが言葉の切り取りを指摘

anomado    2023年4月8日(土) 16時10分

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若手人気俳優を名指しで批判したとして、俳優のファンを中心にネットで批判を浴びたジャッキー・チェンが、言葉の切り取りがあったと反論のコメントを発信している。

若手人気俳優を名指しで批判したとして、俳優のファンを中心にネットで批判を浴びたジャッキー・チェン(成龍)が、言葉の切り取りがあったと反論のコメントを発信している。

今月7日から最新主演映画「龍馬精神」(Ride On)が公開されるジャッキー・チェンがこのほど、宣伝活動で語った内容がクローズアップされたもの。次世代のカンフースターが育たない環境について苦言を呈し、その理由について映画の投資側が、数字の稼げる「流量明星」と呼ばれる人気若手スターしか望まず、アクションスターを目指す俳優が育ちにくいことを語っている。

またジャッキー・チェンは、もし自分の弟子を主役に「酔拳」の最新作を撮るので1000万元(約2億元)から投資を募ると言っても、「誰も手を挙げないだろう」と指摘。この時、さらに例を挙げて「もしもイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)なら、4億元(約77億円)と言っても投資したがる」と語ったと報じられたことで、人気に実力が伴わないというネガティブなニュアンスのある「流量明星」の代表格のように語られたことが、イー・ヤンチェンシーのファンの怒りを買うこととなった。

この発言にまつわるネットでの反響の大きさに対してジャッキー・チェンは、数日後に出席した宣伝活動の中で、「言葉が切り取られて報じられた」とコメント。実際には「龍馬精神」にも出演している若手俳優のグオ・チーリン(郭麒麟)と人気俳優のウー・ジン呉京)、映画界での活躍がめざましいイー・ヤンチェンシー、および自分自身を含めた4人の名前を「数字を稼げる俳優」という意味で挙げたもので、特定の人物をおとしめるような意図は一切なかったと説明している。(Mathilda

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