フライメディア 2023年4月9日(日) 12時0分
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上海にも顧村公園や世紀公園など桜の名所が多く、人気の花見スポットとして、毎年多くの見物客が訪れる。写真は彫刻アートに緑あふれる静安雕塑公園。
上海にも顧村公園や世紀公園など桜の名所が多く、人気の花見スポットとして、毎年多くの見物客が訪れる。どこも花よりも人を見るようだと嘆かれるほどの混雑ぶりということもあり、今回はあえて上海で有名な花見スポットを避け、交通アクセスが良く、桜以外にもカイドウ、チューリップなど春の花が見頃で、市中心地からも散策しながら気軽に行ける花見スポットを紹介する。
今回紹介するスポットは、花と一緒に国内外の彫刻家によるアートも楽しめる「静安雕塑公園(JINGAN SCULPTURE PARK)」。上海でもレストランや高級ホテル、ショッピングモールなどが立ち並ぶ通り・南京西路の北側エリアに位置するため、アクセスは良い。
静安雕塑公園は6万5000平方メートルで、園内には国内外の彫刻家によるモダンな芸術作品が多数展示されており、咲き誇る花と融合したアートな風景が広がる。芝生エリアやベンチも多く、周辺の住民の憩いの場としても親しまれている。
春の花見シーズンには、淡いピンク色の桜と赤・黄色・ピンクといった色鮮やかに咲くチューリップの競演が来園者を魅了している。
カメラを構え、色とりどりの花を撮影するアマチュアカメラマンや思い思いのポーズで映え写真を撮影する上海マダムの微笑ましい姿も多く見られた。
天気の良い日には家族連れも多く、春真っ盛りの公園を満喫。周辺のカフェも若者でにぎわい、テラス席では風に舞い散る桜の花びらを楽しんでいた。
思えば、2022年の春は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、花見をするどころではなかった上海市民。2023年は存分にうららかな春を楽しむ光景がSNSでも大きく取り上げられている。(提供/フライメディア)
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