「ソウルが日本を抑えアジアエンタメの首都に」海外の評価に韓国ネット「いまや世界のトップ」

Record Korea    2023年4月9日(日) 14時20分

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7日、韓国メディア・韓国経済は「K-ドラマが世界的ブーム、韓国エンタ産業はアジアのトップ」と題した記事を掲載した。

2023年4月7日、韓国メディア・韓国経済は「K-ドラマが世界的ブーム、韓国エンタ産業はアジアのトップ」と題した記事を掲載した。

米ブルームバーグは現地時間6日、「韓国ドラマの世界的ブームにより、世界のストリーミングサービスが韓国に押し寄せている」と伝えた。

記事によると、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」に続くNetflixドラマ「イカゲーム」の成功で、ソウルは世界の「エンターテインメントの首都」の一つに浮上した。昨年はNetflixユーザーの60%以上が韓国コンテンツを視聴しており、Netflixは韓国を「米国を除いて最も多くのヒットシリーズを制作した国」だと評価しているという。今年、韓国内でもヒットした「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」は先月、2週連続で「Netflixで最も多く視聴されたプログラム」だと集計されており、アルゼンチン、フランス、インドなど90カ国で人気シリーズトップ10に入った。

記事によると、こうした人気に後押しされ、K-ドラマ市場にはNetflix、Disney+(ディズニープラス)、Apple TV+(アップルTVプラス)など主要なストリーミングサービスからの投資が殺到しているという。

Netflixは2021年、韓国に5億ドル(約660億円)を投じたのに続き、今年オリジナル作品を最少でも34本発表することを決めた。市場調査のメディアパートナーズアジアによると、韓国への年間投資額は10億ドルに迫るという。Disney+とApple TV+は投資拡大に向けた検討を進めており、韓国ではストリーミングサービスを提供していないAmazonも韓国のコンテンツを購入している。

Netflixはアジア市場に初めて進出した当時、アジアの文化の首都とされていた日本に焦点を当てて事業を進めてきたが、「アジアのユーザーを引き込む鍵は日本ではなく韓国にあると気付いた」「ソウルは日本を抑えアジアのエンターテインメントの首都になった」と記事は伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「すばらしい」「いまや立派な一つの産業だね。再評価して政府も積極的に支援すべきだ」「アジアのトップ?世界のトップじゃなくて?」「Netflixもまだ認識に限界があるようだな。韓国をアジアの枠にはめて『アジアのトップ』とは」「それを嫉妬する日本、まねする中国」「アジアの文化はもう日本ではなく韓国だ」などの声が寄せられている。

一方で、「これからは(日本と)手を取り合って未来に進むことを考えるべきなのにメディアが刺激的な文言で邪魔するようなことをしていいのか」「日本と比較するのはいいかげんにやめようよ。恥ずかしい」「日本といい競争をしてアジアの力を見せていくべきだ」「それでもアニメーションもドラマも日本の感性には追いつけない」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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