沖縄県の那覇空港の地上スタッフの飛行機遅延への謝罪が台湾でも話題になっている。

台湾メディアのTVBS新聞網は「空港では不確定要素が多く飛行機の離陸が遅れる場合があり、そうなれば旅客は空港で長い時間待たなければならなくなる」とした上で、日本のツイッターユーザーが投稿した動画を紹介した。

動画は那覇空港で撮影されたものだといい、空港の地上スタッフが飛行機に乗った乗客に向けて地面に水でシーサーの絵と「おくれてごめんね」「感謝」の文字を書く様子が映っている。

TVBSの記事は「シーサーは沖縄の守り神で、玄関先や屋根の上、高台に設置されている。スタッフがこのパフォーマンスを行ったのは、きっと乗客の安全を祈っていたからだろう」と報じ、ネットユーザーから「思わず拍手した」「素晴らしいスタッフ。給料上げてあげて」などの声が寄せられたことを伝えた。

また、台湾メディアの自由時報もこれを取り上げており、台湾のネットユーザーからは「とっても誠意のある感謝だ」「心がこもってるね」「きれい。すごすぎ」「日本人ってみんなこんなに絵がうまいの？」「ディズニーランドで働いたことあるのかな」「日本人は本当に心遣いがすごい」「日本人の温かさは人を感動させる！」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

飛行機の出発が遅れている那覇空港のスタッフが行った、飛行機内の旅客へ向けてのパフォーマンス

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めっちゃ良い！#ちむどんどん #ユイマール#チムググル#那覇空港#温かい気持ち pic.twitter.com/OGP9nKphha

— kanetomo (@kanetomo0331) March 31, 2023