韓国、いじめの加害記録を大学入試の結果に反映へ=ネットには「不十分」の声も

Record Korea    2023年4月13日(木) 19時0分

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12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は同日、2026年度から重大ないじめの加害記録を大学入試の結果に反映させることを義務化すると発表した。

2023年4月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は同日、2026年度から重大ないじめの加害記録を大学入試の結果に反映させることを義務化すると発表した。

記事によると、韓国政府は同日、「校内暴力根絶総合対策」を発表した。今後はいじめ加害生徒の処分記録を卒業後最大4年間保存し、記録を削除する際には被害生徒の同意有無や訴訟の進行状況を必ず確認しなければならない。また、いじめ記録の記載を免れる目的の自主退学はできない。

今回の対策の基本的な方向について、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「校内暴力への不寛容原則を確立し、被害生徒を最優先に守り、学校現場の校内暴力への対応力を高めること」と説明したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これは良い試み」「大歓迎」と支持する声が上がっている。

一方で「金持ちの子どもはあらゆる手を使って逃れるだろう。何をするにも形式的なものにならないように」と懸念する声や、「大学に行く気のない子は?就職にも反映させないと」「いじめは基本証明書に記録し、就職時や結婚時の告示も義務化するべき」「いじめの過去は一生背負って生きて行くように、加害者は住民登録証も運転免許証もパスポートも色を変えてほしい」「記録の保存期間は最低20年は必要。もしくは永久保存」など、「不十分だ」と指摘する声も数多く見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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