ソウルの民泊施設で120トンもの水を使った中国人観光客、抗議する家主に脅しもー韓国メディア

Record Korea    2023年4月13日(木) 16時0分

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12日、韓国・東亜日報は「ソウルの民泊施設を利用した中国人観光客2人が120トンもの水を使用したことが物議を醸す中、2人が家主に脅しをかけていたことも分かり波紋を呼んでいる」と伝えた。写真はソウル。

2023年4月12日、韓国・東亜日報は「ソウルの民泊施設を利用した中国人観光客2人が120トンもの水を使用したことが物議を醸す中、2人が家主に『しつこく連絡してきたら大使館に言う』と脅しをかけていたことも分かり波紋を呼んでいる」と伝えた。

記事によると、民泊施設のホスト(家主)であるイさんは予約プラットフォーム「Airbnb」を通じて、中国人男女2人に先月6日から25日間の契約でソウル市内の一軒家を貸し出した。イさんは久しぶりの長期宿泊客に喜んでいたというが、その後84万ウォン(約8万5000円)もの公共料金を支払うことになった。

イさんは契約満了の4日前にガス会社から「ガス漏れしているようだ」との連絡を受けた。家を見に行くと、全ての電気と床暖房がついたままで、窓は全開の状態だった。水は120トンを超える量が使用されていたが、これは6日間ずっと出しっぱなしにしないと使えない量。イさんが監視カメラを確認したところ、2人がこの家に宿泊したのは5日間で、その後は3~4日に一度、5分ほど立ち寄っただけだった。

イさんは2人に抗議のメッセージを送ったが、2人は「使い方に問題はなかった。しつこく連絡してきた場合、中国大使館を通じてこの件を問題化する」と警告してきたという。

ただ、イさんが被害救済を受けることはできないとみられている。「Airbnb」は長期宿泊する場合にホストと利用客が管理費について協議できるよう規定しているが、イさんは行っていなかった。また、外国人相手の法執行は現実的に不可能であるため、イさんが直接2人に損賠賠償を求めることも難しいという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「盗人たけだけしい。入国禁止にするべき」「100%わざと。告発しよう」「むしろこっちから中国大使館に問題提起するべき」など怒りの声が上がっている。

その他「大使館に言ったら、国の品格を下げた罪で裁かれるのでは?むしろ言ってほしい」「Airbnbを相手に訴訟を起こさなければならない。これは基本的なルールを定めていないAirbnb側に非がある」「高いお金を払って学ばせてもらったと考えよう。次からは気をつけて」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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