2014年7月14日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）中国語サイトは、上海交通大学が発表した「2014年度中国の大学生が最も好むメディア調査報告書」から、大学生が最も好む新聞は中国共産党の機関紙「人民日報」、最も好むテレビは国営の中国中央テレビ（CCTV）であることが明らかになったと伝えた。

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しかし、この統計には懐疑的な意見が多く、ある専門家は「調査機関や対象が明らかでない。インターネットが普及し、情報の透明性も高くなっている現代では、この結果は信じがたい」と指摘。また、「新聞も読まなければテレビも見ない現代の学生に、選択肢の中から1つを選ばせれば必然的にこうなる」という声もある。

この調査結果には、中国のネットユーザーも大いに疑問を抱いている。以下は、彼らのコメントの一部。

「笑わせようとしてんのか？」

「本当かよ？」

「どんな調査結果だよ」

「どうやらおれは大学生ではないらしい」

「人民日報が好きなんてあり得ない。うちの学校では誰も読んでないぞ」

「すみません、どうやって統計を取ったのですか？どうして私が知る状況とまったく違うのでしょうか」

「人民日報？CCTV？どこの大学生が見るんだよ」

「（調査対象は）中国の大学生か？はたまた大学生の党員か？」

「レポートがバカなのか、大学生がバカなのか」

「たぶん90％の大学生は人民日報に触ったこともないだろうな」

「CCTVはスポーツチャンネルしか見ない」

「私も人民日報が好きだ！読んだことないけど」（翻訳・編集/北田）