習近平主席がオバマ大統領と電話会談=「米中関係の積極的方向への発展を確保」―中国メディア

Record China    2014年7月16日(水) 17時38分

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16日、習近平(シー・ジンピン)国家主席は訪問先のブラジルで今月14日、オバマ米大統領と電話会談した。資料写真。

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2014年7月16日、習近平(シー・ジンピン)国家主席は訪問先のブラジルで今月14日、オバマ米大統領と電話会談した。

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習主席は「今年3月にわれわれはオランダ・ハーグで良い会談を行い、新型の大国関係の構築を引き続き推進する考えで一致した。近頃双方は意思疎通を相次いで行っており、第6回中米戦略・経済対話と第5回中米人的・文化交流ハイレベル協議における前向きな成果も推進し、中米関係に新たな原動力を加えた。オバマ大統領が対話・協議に寄せた書面による式辞で、安定し、平和的で繁栄した中国を歓迎し、中国側とともに新型の大国関係の構築に尽力する考えを重ねて表明したことを称賛する」と表明した。

「中国は一貫して戦略的、長期的観点から対米関係を捉え、処理しており、米側と共に新型の大国関係の構築にたゆまず努力することを望んでいる。次の段階で双方は引き続き同じ方向に向かい、二国間投資協定交渉を推進し、気候変動対策を含む重要な国際・地域問題で調整や協力を強化し、相互尊重と建設的方法によって溝をうまく処理し続け、両国関係が終始積極的な方向に沿って発展するよう確保する必要がある」と強調した。

オバマ大統領は「第6回米中戦略・経済対話と第5回米中人的・文化交流ハイレベル協議が大きな成果を上げ、成功を収めたことで、米中両国が積極的で、安全で、繁栄する未来の構築に共に尽力していることが証明された。習主席が対話と協議の合同開幕式での演説で明らかにした新型の大国関係の構築に関する主張を私は称賛する。米国は新型の大国関係を構築し、実務協力を強化し、溝を建設的に管理・コントロールし、協力を両国関係のメインストリームとすべく中国側と共に尽力することを重ねて表明する。経済、貿易、エネルギー、気候変動分野および地域の焦点となる問題での協力を両国が引き続き推進することを希望する。今年11月に北京を再訪してアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、習主席と会談することを心待ちにしている。両国協力の推進においてさらに多くの具体的進展があるよう、両国のチームが今から真剣に準備を行うことを希望する」と表明した。

両氏はイランの核問題についても意見交換。習主席は「イランの核問題をめぐる交渉は進展を遂げると同時に、克服を要する困難にも少なからず直面している。中国は各国が全力で交渉にあたり、一日も早く全面的な合意にいたることを希望する。米側との意思疎通や調整を強化し、各国が同じ方向に向かい、イランの核問題を全面的、永続的に解決する合意にできるだけ早くいたるよう促したい」と表明した。

オバマ大統領は米側の立場を表明。中国側の発揮している重要で建設的な役割を称賛するとともに、中国側との意思疎通や協力を継続する意向を表明した。両氏は朝鮮半島情勢などについても意見交換した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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