Record China 2023年4月18日(火) 18時0分
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中国ポータルサイトの騰訊網に16日、「日本のアニメ映画が再び中国本土への『侵入』を開始し、ハリウッドの大作が簡単に押しつぶされる」とする記事が掲載された。
記事はまず、中国本土の映画市場において、輸入映画には「二つの勢力」があり、一つはハリウッドのアクション、SF、スーパーヒーローなどの大作で、もう一つが2次元アニメを中心とした日本の低コスト映画だとした。
そして、日本の2次元アニメ映画が中国本土で安定的に上昇する勢いを見せているのに対し、ハリウッドの大作はずっと下降傾向にあるとした。
日本のアニメ映画については「口コミでも興行成績でも、非常に見るべきものがある」とし、3月24日に中国本土で一般公開された「すずめの戸締り」の興行収入がすでに7億4300万元(約144億8200万円)に達し、「国内の大手メディアの興収予想を上回っただけでなく、中国本土で一般公開された日本映画として歴代1位に躍り出た」とした。
一方、ハリウッドの大作については「口コミでも興行成績でも、満足とはほど遠い」と指摘。「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の累計興行収入は2億8000万元(約54億5000万円)に届かず、「シャザム!~神々の怒り~」に至っては累計興収が4100万元(約7億9000万円)余りにとどまったことを取り上げた。
さらに、日本のアニメ映画については、20日から中国本土で公開される人気バスケットボール漫画「スラムダンク」が原作のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の興収予想が9億元(約175億円)に達していることにも触れた。
そして、「今年、中国本土に輸入された日本のアニメ映画の数は例年をはるかに上回り、興行成績も非常に見るべきものがある。春節(旧正月)映画の上映が終了して以降、興行収入で最高の成績を収めたのは日本のアニメ映画だ。それに対し、国産映画とハリウッド大作の成績は平凡だ」とした。(翻訳・編集/柳川)
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