雲南省の水かけ祭りで女性にハラスメント、日本人女性がインドでセクハラ受けた騒動と比較も

Record China    2023年4月18日(火) 0時0分

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16日、上遊新聞は、雲南省景洪市で行われた水かけ祭りで女性が執拗(しつよう)に水を浴びせられるハラスメントを受ける動画が拡散し、物議を醸したことを報じた。

2023年4月16日、中国メディアの上遊新聞は、雲南省景洪市で行われた水かけ祭りで女性が執拗(しつよう)に水を浴びせられるハラスメントを受ける動画が拡散し、物議を醸したことを報じた。

記事は、15日に行われた現地の少数民族ダイ族による新年を祝う伝統行事である水かけ祭りで、電動バイクに乗った女性が群衆から代わる代わる必要以上の水を浴びせかけられる動画が拡散したと紹介。動画では全身ずぶ濡れになるとともに悲鳴をあげる女性の様子が映っていたとしたほか、別の動画では大勢の男に囲まれた女性が水鉄砲で「集中砲火」を受け、男の1人が女性の着ていた雨具を剥ぎ取ろうとして女性から手を払い除けられるシーンも見られたと伝えている。

記事が紹介した動画は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも拡散し、注目を集めた。ある個人アカウントは3月にインドで行われたヒンドゥー教のホーリー祭で日本人女性が地元の複数の男から執拗にカラーパウダーや色水をかけられた上、胸を触られそうになるなどのセクシャルハラスメントを受けたとされ物議を醸した動画と並べて掲載。「これはインドが女性の旅行先として危険であることを証明する動画だが、二つの動画に違いはあるだろうか?」と問題提起している。

このアカウントの書き込みに対し、他のユーザーからは「違いはある。インドの方は加害者がその後拘束されたことだ」「インドの方は少なくとも行為を阻止しようとした人がいる」「インドの方は集団わいせつ。中国の方はジョークでやってるだけ」などと「違い」を見つけ出すコメントが寄せられる一方で、「水を掛けるだけならともかく手を出すのは最悪」「中国もインドも同じ」「男が多い場所には行かないほうがいい。冗談じゃなくて」「人種の問題じゃない。性別の問題だ」など、どちらも非難する声が多く寄せられた。

また、「昔の水かけ祭りはこんなんじゃなかったのにな」「観光化して外地から人が来るようになってこうなった」「いや、今に始まった話ではない」といった意見も出ている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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