フライメディア 2023年4月19日(水) 7時30分
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コロナ禍に香港で流行したことの一つが「アウトドア・アクティビティー」だ。写真は海の前にある公園の芝生エリアにテントを張って週末を過ごす人々。
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コロナ禍の香港で流行したことの一つが「アウトドア・アクティビティー」だ。
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香港の住宅事情は一般的にあまり良い環境とは言えず、広いとは言い難いスペースに大家族で暮らしている世帯も多い。そのため、週末ともなると旅行やショッピング・映画などへ夜遅くまで出かけるという市民が多かった。ただコロナ禍で長い期間海外旅行へ出かけられなくなったため、人々は少しでも新鮮な空気を吸いながら息抜きをしたいと、アウトドアを楽しむようになった。
もともと多くのハイキングコースを有する香港。そのためハイキング人口は以前から多かったが、コロナ期間に大がかりなアウトドア用品を購入して週末を屋外で過ごすアウトドア派の人が増えた。
型にはまらない人が多い香港では、過ごし方もさまざまだ。自然の多い場所でテントを張って1泊するグループもいれば、もう少しカジュアルに、ちょっとした広場や海の近くでテントを張り、1日ゆっくりとそこで過ごす人もいる。実際にコロナ禍以降、週末ともなると公園などの芝生エリアではこうしてテントを張って過ごす人をよく見かけるようになった。
アウトドアを楽しむ人口が増えるにつれ、街中のスーパーの一画やテナントでテントやアウトドア用品を販売する店も増えており、以前より多くの場所でこうしたグッズが売られるようになっている。
キャンプをテーマにした焼肉レストランがあるということで、このほど訪れてみた。ショッピングセンター内にあるレストランで、店内は広々としており、キャンプに来たような体験ができるため人気となっている。
テントで覆われたグループ席や、まるでキャンプさながらのアウトドア用のテーブルと椅子で作られた座席があり、客は記念写真を撮るのに夢中の様子。
店内に入れば本当のキャンプに来ているような錯覚を覚えそうだ。
使われている食器もアウトドア専用のもの。高級感のある陶器ではないが、趣がたっぷりあるキャンプの醍醐味を味わえるものがそろえられている。このロケーションで焼肉をすれば、街にいながらにしてキャンプ気分を味わえるだろう。
これなら、忙しくてアウトドアへ行けない時も、街にいながらアウトドア気分を味わい、楽しめそうだ。子供連れのグループも数多く訪れており、大人から子供まで楽しめるテーマのレストランだった。アフターコロナのこれからも、市民のアウトドア嗜好はまだまだ続きそうだ。(提供/フライメディア)
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Record China
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