タイの動物園に貸与されていたパンダが死ぬ―中国メディア

Record China    2023年4月19日(水) 18時0分

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タイのチェンマイ動物園で飼育されていた雌のジャイアントパンダ「Lin Hui」が19日朝に死亡した。

タイのチェンマイ動物園で飼育されていた雌のジャイアントパンダ「Lin Hui(中国名:林惠)」が19日朝に死亡した。21歳だった。前日に鼻出血などの異常を示していたという。タイのメディアが報じた。

中国メディアの九派新聞によると、林惠は2001年9月に臥龍中国パンダ保護研究センターで生まれ、03年10月に雄のパンダと共にチェンマイ動物園に貸し出された。

中国では、今年2月に米メンフィス動物園で飼育されていたパンダの「LeLe(中国名:楽楽)」が死亡して以来、海外にいるパンダの状況に関心が寄せられている。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では19日、林惠の死亡に関連する複数のワードがトレンド入りした。

チェンマイの中国総領事館は声明で、「チェンマイ動物園は中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家の指導の下、積極的に治療を行ったが、林惠は救急処置のかいもかいなく死去した」とし、「林惠はタイ滞在20年間、人々に深く愛され、両国国民の友好と交流の使者になった」と記した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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