韓国芸能界、インドへアイドルを奪いに行く―中国メディア

Record Korea    2023年4月24日(月) 22時0分

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中国メディアの時代週報は19日、韓国の芸能界について「出生率最下位で練習生を見つけるのが難しく、インドへアイドルを奪いに行く」とする記事を掲載した。資料写真。

中国メディアの時代週報は19日、韓国の芸能界について「出生率最下位で練習生を見つけるのが難しく、インドへアイドルを奪いに行く」とする記事を掲載した。

記事はまず、「韓国のアイドル文化は世界を支配する勢いがある一方で、超低出生率により若者の数が減っているという問題に直面している。韓国メディアによると、韓国でアイドルになってデビューできる若いタレントの数は急減している。アイドルのタレントプールが枯渇したと嘆く芸能プロダクションが増えている。業界関係者は、より多くの才能を発見するために、より多くのエネルギーを海外に向けるしかないと述べている。最近デビューしたガールズグループのX:INのメンバーには、インド出身のアリアやロシア出身のNovaがいる」とした。

記事は、韓国統計庁が2月に発表したデータを引用し、韓国の2022年の出生数は24万9000人、合計特殊出生率は0.78で、過去最低を更新したことに触れ、「出生数の減少は、将来的に人的資源が枯渇することを意味する」とした。

また、韓国の芸能プロダクションHYBEの創業者で、世界的な人気を誇るボーイズグループBTSの生みの親として知られるパン・シヒョク氏が3月、「いま最も頭を悩ませる問題は、韓国の出生率が低すぎることだ」とコメントしたことも取り上げた。

そして、ガールズグループのBLACKPINKTWICE、(G)I-DLE、NewJeans、ボーイズグループのGOT7、TREASUREには外国人メンバーが含まれ、その出身国は中国、タイ、日本、米国オーストラリアと多元化していることに触れた。

記事は、「韓国アイドルグループ内の外国人メンバーの割合は今後も高まり続けるだろう。国内のアイドル消費市場が徐々に縮小するにつれて、国内消費者の地位も低くなり、韓国のアイドル業界は海外の消費者の嗜好(しこう)に合わせていくことになる」とする業界関係者のコメントを紹介し、「今後デビューするグループのメンバーには、中国、日本、タイ、インド、米国などの出身者がいる一方で韓国人はいないという状況が出現する可能性が高いことを意味する」とした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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