2023年4月25日、韓国・アジア経済は「ワールドツアー中の人気グループBLACKPINKがわずか2カ月間で1000億ウォン（約100億円）の収益を上げ、『世界最大のツアー収入を記録したガールズグループ』となった」と伝えた。

米集計会社Touring Dataによると、BLACKPINKはワールドツアー「BORN PINK」26公演で、観客動員数36万6248人と7848万521ドルの収入を記録。史上最高のツアー収入を上げたガールズグループとなった。これまでの1位はスパイス・ガールズの19年のワールドツアー収入（7820万ドル、11公演）だった。

昨年10月にツアーを開始したBLACKPINKは、北米、欧州、韓国公演だけで、歴代3位のTLC（2000年、7280万ドル)、4位のデスティニーズ・チャイルド（04年、7080万ドル）、5位のスパイス・ガールズ（08年、7000万ドル）のツアー収入を超えた。

また記事によると、このBLACKPINKの2カ月間の記録は、昨年の全歌手のツアー収入ランキングで26位に相当するという。27位だったBTS（防弾少年団）は11公演45万8145人動員、7548万ドルの収入で客単価は164ドルとなっている。会場の規模はBLACKPINKのほうが小さいが、客単価はBTSを約7万ウォン上回る。また、BLACKPINKのツアーはあと15公演残っており、最終的には150万人動員、チケット収入だけで総額3000億ウォンに達する見通し。これは昨年基準の年間ツアー収入で世界3位に該当するという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「史上最高の韓国ガールズグループ」「誇らしいね。BLACKPINK、ファイト」「名実ともに韓国最高だ」「BLACKPINKはレジェンドだ」「BLACKPINK、カッコいいよ。コーチェラ2023でのステージもすばらしかった」などのコメントが寄せられている。中には「比較対象のグループより2倍以上、公演数が多いから収入が上回ったんでしょ。すごいとは思うけど、対象グループよりも地位が上だと見るには無理がある」といった意見も見られた。（翻訳・編集/麻江）