配信中のファンタジー時代劇「長月燼明」が、映画やドラマのオンラインデータベース「IMDb」（インターネット・ムービー・データベース）で高得点をマークしている。

レオ・ロー（羅雲熙）とバイ・ルー（白鹿）主演の「長月燼明」は今月初めに配信スタート後、神仙世界を描く壮大なストーリーをはじめ、ハイレベルなCG技術、敦煌の壁画をイメージした美しいセットや衣装などが話題をさらっている。

映画やドラマ、その他映像作品を総合した世界最大のオンラインデータベース「IMDb」では、「長月燼明」のユーザー採点が一時は9.1点、現在は8.6点と異例の高点数をマークしていることが分かった。

「長月燼明」を担当した台湾の著名スタイリスト、ロザリー・ホアン（黃薇）はインタビューで、制作チームが敦煌へ飛んで壁画などを見学し、ドラマに取り入れたことを語っている。中国メディアによると「IMDb」では、精緻で美しく、敦煌風の美学を見せつける美術面での評価が特に高く、外国の視聴者を驚かせているという。

ユーザーレビューでは、「私の職業はスタイリストだが、この美しい衣装の豊富なアイデア、メッセージ性の高さに心をつかまれた」「とにかく衣装と美術の美しさには驚くしかない」「古代中国の要素に、新たな試みを融合させたチャレンジに見事に成功している」「カルチャーギャップもあり、私にとってはストーリーが難解なのだが、美しいものを見たくて引きつけられる」といった声が集まっている。(Mathilda)