2023年4月30日、新海誠監督の最新アニメ映画「すずめの戸締まり」の微博公式アカウントは、メーデー連休に入って興行収入が急増していることを明らかにした。

同アカウントは、3月24日に中国国内で封切りとなった同作品について、公開38日目となった4月30日午後1時すぎに「現時点での本日のリアルタイム興行収入が、昨日（29日）1日の合計を大きく上回っている」と発表。観客に対して感謝を示すとともに、アカウントをフォローしたネットユーザーの中から抽選で関連グッズをプレゼントするとした。

新浪電影によると、同30日正午時点で同作品の当日の興行収入は276万元で、すでに前日の終日の合計179万元を50％以上上回っていたという。封切りから1カ月以上が経過した同作品がメーデー連休の追い風を大きく受けたことについて、中国のネットユーザーからは「メーデー連休でさらにスパートがかかった！」「連休中にもう1回見るよ！」「あさって5回目を見に行く」「2回見た。1回目は草太に感動して泣いた。2回目は鈴芽に感動して泣いた」といった感想が聞かれた。

一方で「もう一回見に行きたいのに、近くの映画館でもう上映されてない……」「この辺の映画館ではもうやってない」「地方の小映画館ではもう上映が終了しているけど、応援してるよ」という声もあり、人気再上昇により上映が復活することに期待を寄せるユーザーも見られた。（翻訳・編集/川尻）