「ホテルに泊まったらベッドの下から遺体」=投稿が波紋呼ぶ―中国

Record China    2023年5月1日(月) 17時0分

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中国・チベット自治区ラサ市のホテルに宿泊したネットユーザーの投稿が波紋を広げている。

中国・チベット自治区ラサ市のホテルに宿泊したネットユーザーの投稿が波紋を広げている。中国メディアの上游新聞が1日付で伝えた。

当事者の張(ジャン)さんはこのほど、ネット掲示板に事の顛末を書き込んだ。それによると、張さんと友人らは4月20日に旅行でラサを訪問。宿泊しようとしていたネットで人気の某ホテルは満室だったため、その日は別の場所に滞在し、翌21日正午に同ホテルにチェックインした。部屋は3階で、入った時に若干の異臭がした。ホテルスタッフに告げると、外の飲食店のにおいだと言い、気になるなら窓を閉めてもいいと言われたためその通りにした。

その後、3時間ほどベッドの上で過ごしてから外出、午後7時半に部屋に戻ると、においがかなり強くなっていた。だが、チェックインした際に部屋の床暖房をつけていたことや、靴を脱いでいたことから、張さんは自分の足のにおいか何かだろうと考え、部屋の窓を開けて食事に出かけた。しかし、午後10時半に再び部屋に戻った時にはさらに強烈な異臭がした。ホテルスタッフに伝えたところ、4階の別の部屋と換えてくれた。

日付が変わった22日午前1時半ごろ、スタッフが張さんの部屋のドアをノックし、「下で警察が呼んでいます」と告げた。訳が分からぬままさっきまでいた3階の部屋に降りると大勢の警官がいて、ベッドの下から遺体が出てきたことを伝えられたという。張さんは実際に遺体も目にしたといい、「(遺体の上のベッドで)横になった。今では毎日眠れずにいる」とつづっており、ホテルの宿泊記録や派出所での調書などの写真を証拠として添付した。

ところが、同ホテルのスタッフは30日、張さんの投稿について「虚偽だ」と反論。「普通、公安が調書の写真を撮らせて、持ち出させると思いますか?」と疑問を投げかけた。一方、張さんは同日に改めてSNSに投稿し「事実だ」と訴えたほか、上游新聞の電話取材に対しても「ネット上ではデマだという声もあるが、(事実であると)はっきりさせたい」と語ったという。

なお、上游新聞は、甘粛省蘭州市の鉄路公安処がSNSで「ラサ市公安処から、同ホテルで4月21日に遺体が発見され、容疑者が列車で蘭州市方面に逃走した可能性が高いという通報を受けた」という内容の投稿を行っていることを併せて紹介している。

この騒動に、ネットユーザーからは「事実なのかよ」「衝撃的…」「もし本当なら怖すぎる!」「自分で見つけなくてよかったな。もしそうだったらマジで精神が崩壊してる」「ホラー小説が現実になった。精神的ダメージは半端じゃない」「一生のトラウマだよ」「だから私は毎晩、ベッドの下を確認する」「一度デマだと言われてそれでも食い下がるってことは、本当にあったのだろう。現地警察がコメントすべき」「本当だと思う。そうでなければデマだという発表と(デマを流した)当事者が拘束されたという情報がとっくに出てるはず」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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