ソン・フンミンの反則に「武術」、英国の解説者の発言が人種差別と問題に=韓国ネットには賛否の声

Record Korea    2023年5月2日(火) 10時0分

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1日、韓国メディア・アジア経済は「イングランド1部トッテナムでプレーするソン・フンミンに対する人種差別だとして、英国の有名解説者の発言が物議を醸している」と伝えた。写真はソン・フンミン。

2023年5月1日、韓国メディア・アジア経済は「イングランド1部トッテナムでプレーするソン・フンミンに対する人種差別だとして、英国の有名解説者の発言が物議を醸している」と伝えた。

記事によると、ソンは1日に行われたリヴァプール戦に先発で出場。後半7分ごろ、FWコーディ・ガクポにタックルした際にガクポを手でつかむ反則を犯し警告を受けた。英「スカイ・スポーツ」所属のベテラン解説者、マーティン・タイラー氏(77)はこれについて「マーシャル・アーツ(武術)」だと述べたという。記事は「『武術』は東洋の武器を使わないテコンドー、カンフー、柔道などに使う単語だ。アジア系のソン・フンミンが武術を使ったという発言は人種差別に聞こえる余地がある」と説明している。

英紙「ザ・サン」「デイリー・メール」は、「タイラーがトッテナムのスター、ソン・フンミンに対し人種差別的な発言をした」「ファンは生放送中に人種差別を行ったタイラーを非難している」「一部のファンはタイラーの言葉は人種差別だと主張している」などと報じたという。

SNS上には「スカイ・スポーツはタイラーを引退させるべき」「試合後に謝罪すべきだった」「『武術』発言は腹立たしい」などファンの怒りの声が上がっているが、タイラー氏本人やスカイ・スポーツは立場を明らかにしていない。また、タイラー氏が失言で物議を醸したのはこれが初めてではないという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「フンミン、こんなくだらない声は気にせずに活躍してくれ!」「テコンドーと言ったのならまだ我慢できた」「もう引退したら?人間性は変わらないだろうから」「武術が何かも知らないくせに」などの怒りの声が寄せられている。

一方で、「笑って聞き流せるレベルじゃないかな」「武術と言ったのがなぜ人種差別なんだ?」「単なる侮辱を人種差別だと騒ぐのは劣等感があるから」「反則をやゆしたのであって人種差別じゃないのでは?」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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