2023年5月2日、韓国・MHNスポーツはこのほど「韓国のアマチュア野球の試合中に衝撃的な乱闘が起き、動画がSNS上に公開された」と伝えた。

記事によると、韓国の南楊州（ナムヤンジュ）市には週末に一般の野球ファンが集まり試合を行う社会人リーグが複数ある。先ごろそうしたリーグの試合中に「大人としてやってはならないこと」が繰り広げられた。

ある土曜リーグの試合で、5回表の段階ですでに14点もの点差でリードしていたAチームの選手が盗塁して得点を追加し、さらに点差を広げた。Aチームの攻撃が終わったところで、対戦相手だったBチームの選手らが暴言を吐き、両チームの選手がベンチを飛び出す乱闘に発展。Bチームの選手がスパイクを履いた足でAチームの選手に跳び蹴りを加えた。この様子を撮影した動画がYouTubeで公開されたという。記事は「口にするのもはばかられるほどの暴言」「いい大人がなんという醜態をさらしているのかというほどひどい乱闘だった」と伝えている。

また、現場にいた人物によると、乱闘になった原因は「14点もの点差が開いているのに盗塁したから」だという。被害者側が謝罪を求めたところ「点差があるのにあんな盗塁をしたら、もう野球はできない。野球を続けるんじゃないのか？。できなくなるぞ」と脅すような返答があったといい、警察に届け出たと話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「趣味の野球でそこまで命をかけなくても（笑）」「家族や友人にあきれられただろうな」「いい年して何をやってるんだか」「野球できなくなるのは加害者のほうだろ」「腹が立ったからって跳び蹴りをするなんて、野球だけじゃなく一切何もできなくなるぞ」「盗塁に抗議したこのチーム、数カ月前に自分たちが9点差で勝っている時に盗塁していたよ」「自分がやれば盗塁、他人がやれば不文律違反か」「スパイクの足で蹴ったら特殊暴行じゃないのか（笑）」「好きな野球のせいで監獄行きになるかもね」など、あきれ声のコメントが多数寄せられている。（翻訳・編集/麻江）