フライメディア 2023年5月8日(月) 16時30分
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パンダの「花花」は「網紅熊猫(ネットで大人気のパンダ)」としてアイドル並みの人気を誇り、ネットショップなどでも関連グッズが飛ぶように売れている。
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パンダブームに沸いている中国。SNSをにぎわせ、多くのファンを抱えるパンダとして人気No.1なのが2歳の雌パンダ「和花(ホーファ)」で、愛称は「花花(ファーファー)」だ。
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これまでも現地にパンダファンはいたが、日本と比較すると、さほど熱狂的には感じなかった。ところが、今では飛ぶ鳥を落とす勢いの人気となり、中でも「花花」は大フィーバーが巻き起こっている。「花花」は「網紅熊猫(ネットで大人気のパンダ)」としてアイドル並みの人気を誇り、ネットショップなどでも関連グッズが飛ぶように売れている。「花花」がいる成都だけでなく、上海でも街を歩けばパンダをモチーフにしたスイーツやドリンクが増え、SNS上でも「熊猫(パンダ)」の検索数が伸びている。
「花花」が大人気となった理由として、そのかわいいしぐさと特徴的な姿が上げられる。丸々として首がほとんど見えないその姿はおにぎりのような三角で、分かりやすく、見つけやすい。そして、何といっても愛嬌があるところに魅了されているファンが多い。
こうしたアイドル並みの人気を市場が放っておくわけもなく、パンダ人気にあやかり、いろいろな商品が販売されている。中国版インスタグラムと呼ばれる「RED(小紅書)」でもさまざまな種類やサイズのぬいぐるみが大ヒット。発売と同時に即完売するものもあり、ぬいぐるみを撮影した写真が投稿されるやいなやすぐに「いいね」が集まり、拡散されている。
また、「花花」を一目見たいと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を訪れる観光客が大幅に増え、地元では経済効果が高まると期待されている。「花花」はパンダ経済を牽引するアイドルとして、今後の活躍にも注目が集まっている。(提供/フライメディア)
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