韓国の大学生が12万ドル相当のアート作品のバナナを食べてしまう、中国でもトレンド1位

Record Korea    2023年5月3日(水) 15時40分

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韓国ソウル市内の美術館に展示された海外有名アーティストの作品のバナナを韓国の大学生が食べてしまったとする話題が、中国版ツイッターのウェイボーでもトレンド1位になった。資料写真。

韓国ソウル市内の美術館に展示された海外有名アーティストの作品のバナナを韓国の大学生が食べてしまったとする話題が、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)でもトレンド1位になった。

中国メディアの新浪熱点が、米CNNの報道を引用して伝えたところによると、バナナをテープで壁に貼り付けたこのアート作品は、イタリアのアーティスト、マウリツィオ・カテラン氏が手掛けたもので、12万ドル(約1650万円)の値が付いたことでも知られる。

ソウル大学美学科に在学中の学生は、壁にテープで固定されていたバナナをはがして食べた後、皮を壁に貼り付けた。なぜそのような行動をしたのかについては「朝食を食べずに来てお腹がすいていた」などと話しているという。

美術館側は新しいバナナに交換して展示した。この件についてカテラン氏本人に連絡済みで、カテラン氏は学生を訴えるつもりはないとしているという。

この作品のバナナが食べられてしまったのは今回が初めてではない。2019年の米マイアミのアートフェアで、アーティストのデビッド・ダトゥナ氏によって食べられるということがあった。

中国のウェイボー利用者からは「しょうがないよ。早く食べないと腐ってしまうからね」「この作品にどれほどの価値があるのか私には分からないけど、賞味期限がどのくらいかは知っている」「一部の現代アートは前衛的すぎて一般人には理解できない」「話題作りのための仕込みじゃないの?」「このバナナがおいしかったのかどうか知りたい」「こんなにも韓国人が素晴らしいと思ったのは初めてだよ。私にはとてもできないことをした」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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