サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会で優勝したアルゼンチン代表は、6月の国際Aマッチデー期間に中国に来るのだろうか。

中国スポーツメディアの直播吧の4日付報道によると、中国スポーツメディアの西北望看台は同日、「独占！」と銘打ち、サッカーのアルゼンチン代表が6月に中国で試合をすることをアルゼンチンサッカー協会が認めたと報じた。

それによると、アルゼンチン代表は中国で親善試合2試合を行う。会場は北京と深センで、想定外のことが起こらなければ、一つはアルゼンチン代表対中国代表で、もう一つはアルゼンチン代表対インドネシア代表の可能性が高いという。

これを受け、北京青年報は、中国サッカー協会とサッカー中国代表のいずれもアルゼンチン代表の訪中に関する情報を受け取っていないと報じた。同紙によると、中国代表は6月の国際Aマッチデー期間に大連でミャンマー代表（16日）、パレスチナ代表（20日）とそれぞれ親善試合を行うという。

西北望看台は、ファンから寄せられたコメントに対し「アルゼンチンサッカー協会はつい先ほど認めた。中国で2試合行うが、対戦相手は代わる可能性があると電子メールで述べた」と回答している。

西北望看台は中国大手ポータルサイトの網易傘下のメディアで、網易とアルゼンチンサッカー協会はW杯のパートナー契約を結んでいるという。

アルゼンチン代表の中国ツアーをめぐっては、直播吧が先月、アルゼンチン人記者Gustavo Yarroch氏のツイートをソースとして、「アルゼンチンサッカー協会は、同国代表が6月に中国でコスタリカと親善試合をするという100万ドルのオファーを受け取った。親善試合は2試合組まれ、もう一つの相手は南米のエクアドルかコロンビアか」と報じていた。（翻訳・編集/柳川）