2023年5月3日、韓国・聯合ニュースは「韓国を訪れた観光客のうち、平均クレジットカード決済額が最も高いのはベトナム人観光客だと分かった」と伝えた。

クレジットカード大手のBCカードが昨年の外国人観光客による国内加盟店での消費現況を分析した結果、ベトナム人観光客の1人当たりの平均カード決済額（決済額を決済件数で割った数値）は19万7000ウォン（約2万円）で、前年に比べ89％増加した。日本（18万8000ウォン）、中国（17万1000ウォン）、台湾（12万6000ウォン）、米国（10万9000ウォン）を上回ったという。

過去3年間でベトナム人観光客による消費額が高かったのは免税店、百貨店、病院、化粧品店など。特に昨年は、免税店と百貨店での消費額が前年比で1837％と400％の急増を記録したという。ベトナム人観光客の韓国内でのクレジットカード決済額は前年比308％増加した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「何だか意外だな。観光客じゃなくて居住してる人じゃないの？」「韓国に遊びに来るベトナム人は本当の富裕層だろうね」「ベトナムの経済成長が最も著しいということか」「外国人観光客が来てたくさん消費してくれるのはいいことだね。外国人に出会ったら親切にしよう」「結局、アジア市場でも高額の物を売らないとだめなんだな。低価格の商品や観光商品は通用しない」などの声が寄せられている。

また、「現金で支払ってる外国人は一切集計されないし、BCカードだけの集計だし、問題だらけの記事」「日本人はカードより現金払いが多い」「日本人は靴下とかのりばかり買って、本当にお金を使わないよね。韓国人は日本に行ってじゃんじゃん使ってるのに」といったコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）