幹部が15分出場したらPK1回与える?サッカーの大会が物議―江西省

Record China    2023年5月10日(水) 17時0分

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8日、済南日報系のメディア・新黄河は、江西省の直属機関対抗サッカー大会で「幹部が15分出場したらPK1回付与」というルールが設けられ、ネット上で物議を醸していることを報じた。

2023年5月8日、済南日報系のメディア・新黄河は、江西省の直属機関対抗サッカー大会で「幹部が15分出場したらPK1回付与」というルールが設けられ、ネット上で物議を醸していることを報じた。

記事は、ネット上で先日江西省の「省直属機関第7回運動会・サッカー試合規定」というタイトルの通知文書が拡散して注目を集めたと紹介。文書には今年6〜7月に南昌市で行われる省直属機関対抗の7人制男子サッカー大会に関するルールが記載されており、その中に「幹部のエントリーを奨励するため、幹部が試合に15分出場した場合にPKのチャンスを1回与える。キッカーは幹部本人とする」という規定が含まれていたと伝えた。

その上で、同省直属機関労働組合が8日に「このルールを設けた目的は、幹部自らが率先して参加して手本となり、より多くの人が参加するようにするため。そして、国民の健康スポーツ発展を推進するため」と説明したことを紹介している。

この件について、ネットユーザーは「このルールには、世界王者のアルゼンチンも真っ青」「幹部とは具体的にどの職位までを指すのか」「これはゴールキーパーにとっては試練の時」「幹部中の幹部は5分、正職の幹部は10分、副職の幹部は15分と決まってたりして」「じゃあ国の幹部は1分かな」「試合前に健康診断は必須だぞ。くれぐれも事故がないようにね」「みんな高コレステロール、高血糖、高血圧と三拍子そろってるからな」といった感想を残している。

また「機関内部の親睦大会なのだから、そこまで目くじら立てる必要はない」という冷静な意見も。一方で「ただ、公費を使ってユニフォームをそろえたり、練習をしたりってことがあればそれはそれで問題になる」とくぎを刺すユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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