2014年7月18日、仏AFP通信は米国防省（ペンタゴン）の情報を引用し、「今年10月の米豪陸上合同軍事演習に中国が初参加する」と報じた。ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）中国語版サイトが伝えた。

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報道によると、ペンタゴンのスティーブン・ウオーレン（Steven Warren）報道官は、オーストラリア北部で予定している今回の合同軍事演習は、総参加人数が100人を超えない小規模の演習で、過酷な環境下における生存や任務遂行を訓練すると明かした。

AFPによると、米海軍陸上部隊がオーストラリア北部のダーウィン港付近に駐在していることに中国が不満を示している。中国は米軍が同地区に駐在することで中国をけん制していると警戒。一方、米豪は中国に対して、平和的な手段で隣国との関係の改善をするよう促している。中国は環太平洋合同演習（リムパック2014）に参加し、対外的に開かれた中国軍をアピールしている。ペンタゴンは10月の合同演習が3カ国の潜在的な緊張をほぐす役割を担うと考えている。（翻訳・編集/内山）